10年前
現地入りした10年前。
写真を撮ることすら躊躇したほどの光景だった。
買っていった食材や手袋などの物資を渡して現地の人の話を聞くことだけで精一杯だった。
海岸からありえない距離の陸地に船が置かれ、ビルのありえないところに車がのっていた。
道はなく、電柱と電線だけが残っているような
戦後のような風景だった。
警察や自衛隊の方々の疲労もうかがえた。
今でも写真を見ると胸が締め付けられる。
あの時、募金を集めた。
業界の女の子たちは何の躊躇いもなくお金を差し出してくれた。
頑張って稼いだ大切なお金なのに
何のちゅうちょもなく
何のためらいもなく
当時その優しさに心を打たれたのと、そうやってしてくれる女の子がいることを心の底から誇らしく思った。
今、コロナで風俗業界が悪く言われたり、飲食店の方々が悪者にされたりしています。
でもそんな方々は震災の頃、自らボランティアに出向き、活動されていました。
僕は自分の目で見てきました。
一緒に汗をかいてきました。
そしてコロナ禍の現在。
今悪いのは誰でしょうか？
コロナウイルスではないのでしょうか？
なのに、なぜそんな人たちを悪者にしてしまうのでしょうか？
僕には全く理解が出来ません。
僕はあの時のことを一生忘れない。
今日もまじめにデリヘルします!!
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